ごあいさつ
野山の木の葉もすっかり色濃くなり、初夏の訪れを告げるようでございますが、毎家族、従業員の皆様方におかれましては、今年は、新型コロナウイルスの流行により、大変な状況の中にあるとお察し致します。昨年も、多くの皆様の御来園、また沢山の御注文を賜り誠にありがとうございました。
さくらんぼの生育状況についてお知らせいたします。
今年はほとんど雪が降りませんでした。数回の降雪がありましたが、4-5日で解けてなくなり雪のない冬を越すのは初体験でした。それだけに、さくらんぼやラ・フランス、りんご等への影響が心配されておりました。しかし、それほどの気象変動もなく、開花期の晩霜もそんなに強いものではなく、生育が早まり、開花が20日程早まるのではと予想されましたが、3-4月の気温が平年を下回り、例年と同じような生育状況になってきております。さくらんぼの着果状態は順調です。摘蕾作業により適度な実の着き具合で、おおむね平年並みの収穫量が得られると予想しております。消費税の増税により、資材価格が値上がり、わずかな値上げをお願い申し上げます。
これから雨よけのためのビニール被覆、葉摘み作業、収穫、発送と進みますが、最善を尽くして執り行いますので、どうぞ、御用命の程よろしくお願い申し上げます。
山田果樹園
代表山田桂樹